長い移動時間に仕事を進めたいとき、モバイルバッテリーを持てば機内でも充電できると考えていませんか。持ち込めることと、機内で使えることは別です。
国土交通省は2026年4月24日から、モバイルバッテリーを160Wh以下・2個までとし、機内でバッテリー自体を充電することも、バッテリーから他の機器を充電することもしないルールを案内しています。預け入れは禁止です。実際の搭乗便では、運航会社と出発地・経由地の条件も確認してください。
この記事は2026年11月6日に確認した公表情報を基にした準備ガイドです。全世界の航空会社の条件を一覧化したものではありません。
確認欄を「持込み」と「機内使用」に分ける
容量の条件を読んだだけで、機内の仕事計画まで決めないことが大切です。まず荷物として認められるかを確認し、次に機内で利用できる電源を調べます。
| 確認すること | 出発前の行動 |
|---|---|
| モバイルバッテリーの種類・容量・個数 | 製品の表示と説明書を用意し、運航会社の制限に照合する |
| 予備電池との組み合わせ | カメラなどの予備電池も一緒に持つ場合は別途確認する |
| 荷物を預ける場面 | カウンターだけでなく搭乗口で預ける場合も、バッテリーを入れたままにしない |
| 機内での仕事 | 追加充電できない場合でも終えられる範囲を決める |
販売会社ではなく、実際の運航会社の案内を読む
航空券を購入した窓口と運航会社が異なることがあります。予約情報で便ごとの運航会社を確認し、その会社の手荷物案内を開きます。乗継ぎがあれば、帰路を含めて分けて記録しましょう。
ANAの国際線手荷物案内は、他社運航便や国・地域によって追加の条件がある場合を明示しています。また、モバイルバッテリーと100Whを超え160Wh以下の予備電池との組み合わせでも個数が変わると案内しています。「2個ならいつでもよい」と単純化しないでください。
確認メモには「搭乗日/便/運航会社/確認URL/電池の種類と容量/回答が必要な点」を残します。容量表示が読めない場合は、推測で記入せずメーカーと航空会社に確認します。
荷造りは、端子の保護と取り出しやすさまで
ANAは短絡防止のため、端子の保護や個別の袋・保護パウチなどを案内しています。実際の製品と航空会社の指示に従い、金属製の小物と無造作に一緒にしない準備をします。
- 持参する電池とバッテリーを一度すべて取り出し、種類と個数を数えます。
- 確認が済んだものを、必要な保護をして手荷物側にまとめます。
- 搭乗口で荷物を預ける場合に備え、取り出すものを把握します。
- 収納場所や使用については当日の乗務員の指示に従います。
異常な発熱、膨らみ、破損のある製品を「容量内だから大丈夫」と扱わないでください。使用を続けず、メーカーや航空会社へ相談します。機内で異常に気づいたときは乗務員へ知らせてください。
移動中に完成させる仕事を小さくする
編集部の提案は、機内での充電や通信を納期の前提にしないことです。座席の電源があっても、利用できるかは機材や状況によって変わります。
たとえば「提案書を完成して送信」ではなく、「保存済みの構成を読み、修正点をメモ」に分けます。送信や顧客との確認は、到着後に通信と電源を確保してから行う予定にすると、電池残量に合わせて切り替えやすくなります。
よくある質問
機内に持ち込めればスマホへ充電できますか?
持込みと充電は別です。上記の国土交通省のルールでは、モバイルバッテリーから他の機器への充電もしないこととされています。
パソコン内蔵電池も2個に数えますか?
機器本体と予備電池、モバイルバッテリーは区分が異なります。持参する製品の区分を航空会社の案内で確認してください。
mAhだけで判断できますか?
記事の独自換算だけで持込み可否を決めないでください。製品のWh表示やメーカー資料を用意して航空会社へ確認します。
海外の乗継便も同じですか?
同じと決めつけられません。各運航会社と国・地域の条件を確認してください。
搭乗前に、荷物と予定を一緒に見直す
バッテリーを数えるだけで終えず、機内で追加充電できない場合の仕事も一つ決めましょう。ルールの再確認と作業の分割を、出発前チェックに組み込んでください。
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参考にした一次情報
国土交通省:モバイルバッテリーの機内持込みの新たなルール(確認日:2026年11月6日)
表・記入例はFreelance Atlas編集部による整理です。実体験や測定結果を示すものではありません。この記事に広告・アフィリエイトリンクは含みません。
情報と確認条件
- 情報確認日(YYYY-MM-DD)
- 2026-11-06

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