実践ガイド · Freelance Atlas · 情報確認:2026年10月29日
たとえば、納品リンクを送ったら「アクセスできません」と返信が来た。急いで「リンクを知っている全員」に変えたくなる場面ですが、先に確認したいのは相手のアカウントと必要な権限です。
この記事では、Googleドライブのマイドライブにあるファイルを顧客へ渡す場面を中心に整理します。組織の共有ドライブや取引先のセキュリティ規程がある場合は、その運用を優先してください。
相手に何をしてもらうかを先に決める
Googleドライブでは、閲覧、コメント、編集などの権限を選べます。誰にでも編集を許可するのではなく、納品後に必要な操作に合わせて設定します。
| お願いしたい作業 | 検討する権限 | 確認すること |
|---|---|---|
| 完成版の確認 | 閲覧 | ダウンロード等も必要か |
| 修正点の指摘 | コメント | 直接書き換えず指摘を残せるか |
| 共同での修正 | 編集 | 誰が最終版を確定するか |
これは用途と権限を照合するための整理例です。実際の操作可能範囲は、ファイル形式や組織の設定も確認してください。権限を渡せば、その人が適切な版を編集してくれるとは限らないので、版の扱いも伝えます。
ファイルだけでなく、入っているフォルダを見る
Googleのヘルプでは、フォルダを共有すると中のファイル等に権限が継承されると説明しています。個別ファイルの設定だけを見ず、親フォルダに誰がアクセスできるかも確認しましょう。
編集部の運用案は、社内検討用と納品用の置き場を区別することです。ラフ案や別案件の資料が混じったフォルダをそのまま共有せず、渡すものを確認できる状態に整えます。実際の移動やコピーは、所有者や取引先のルールに従って行ってください。
送付前に確認する4項目
- 宛先:相手が使うアカウントのアドレスを確認したか。
- 対象:納品するファイルと版が合っているか。
- 権限:相手に必要な操作と共有範囲が一致しているか。
- 文面:確認してほしい内容と期限を伝えているか。
案件名だけ似ている別ファイルを送ることも防ぐため、最後にリンク先のタイトルと本文を見直します。リンクを自分で開けることと、相手の権限で開けることは別なので、相手の受領確認も工程に含めます。
納品メールの短い記入例
〇〇案件の確認用ファイルを共有します。確認先:[リンク]。今回はコメントで修正点をご記入ください。確認いただきたい範囲は[範囲]、ご返信希望日は[日付]です。[合意したアカウント]へ権限を設定しています。開けない場合は、お使いのアカウントをお知らせください。
これは編集部作成の例です。顧客の運用に合わせて書き換え、アカウント情報を複数の相手が見られる場所へ不必要に載せないようにします。
開けないときは、公開範囲を変える前に確認する
Googleは、職場や学校のアカウントでは組織が外部共有を制限している場合があると案内しています。制限を回避するために別の公開サービスへ無断で移すのではなく、取引先が認める方法を確認してください。
よくある質問
リンクを知っている全員にすれば早いですか?
相手を限定したかった資料まで広く開ける状態にする可能性があります。案件で許可された共有範囲を優先し、まず相手と権限の不一致を確認してください。
納品後すぐ共有を外してもよいですか?
顧客の確認や再取得が必要なことがあります。保存期間や引き渡し方法を事前に決め、その合意に合わせて見直しましょう。一律の期限はこの記事では設けていません。
次の納品は「誰が、何をするか」から
ファイルを送る前に、受け取る人とお願いする操作を一行で書いてみましょう。その一行を共有設定と照らし合わせるだけでも、権限を選ぶ理由が明確になります。
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参考にした一次情報
情報確認日:2026年10月29日。本文の記入例・比較表はFreelance Atlas編集部が作成したもので、公式の書式や実測結果ではありません。この記事には広告・アフィリエイトリンクを含みません。
情報と確認条件
- 情報確認日(YYYY-MM-DD)
- 2026-10-29

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